これまでのセルフマッサージでは、身体の表面に近い筋肉をケアする方法を中心にお伝えしてきました。
しかし筋肉には、表面に近いものだけでなく、その奥に位置する筋肉もあります。
今回は、深い位置にある筋肉へアプローチするときの2つのポイントについて解説します。
筋肉には表層・中層・深層がある
筋肉は、すべて同じ深さにあるわけではありません。
分かりやすくイメージすると、
浅層 → 中層 → 深層
というように、身体の表面から深いところまで筋肉が重なっています。
痛みが強い時期は、表面の筋肉を触っただけでも「硬い」と感じることがあります。
そこからケアを続けていくと、表面の筋肉が少しずつ柔らかくなり、日常生活で感じていた痛みも楽になってくることがあります。
表面が柔らかくても、奥に硬さを感じることがある
表面を触って、
「だいぶ柔らかくなったな」
と感じるようになっても、少し深いところを確認すると、まだ硬さを感じることがあります。
身体の状態が良くなってきたからこそ、今まで気づかなかった深い部分の硬さに気づけることもあります。
そこで知っておきたいのが、表層と深層ではアプローチの仕方が少し違うということです。
ポイント①「面」ではなく「点」でアプローチする
表層の筋肉をケアするときは、手のひらなどの広い「面」を使って、広い範囲をほぐす方法があります。
一方、深い位置を狙うときは、広い面ではなく、小さな「点」でアプローチすることがポイントです。
例えば、手のひら全体ではなく指先などを使い、狙う範囲を小さくしていくイメージです。
「広く触る」のか「狙う場所を小さくする」のか。
まずはこの違いを覚えておきましょう。
ポイント② 大きく動かさず、小さく細かく揺らす
もう一つのポイントが、動かし方です。
表面をケアするときのように大きくゴシゴシ動かすのではなく、深い部分を狙うときは、指などを当てた状態で小さく細かく揺らすようにします。
動画では、
「点で押さえる」+「小さく細かく揺らす」
この2つを深層へアプローチするポイントとして紹介しています。
実際の手の使い方や動かし方は文章だけでは分かりにくいため、実技動画と合わせて確認してみてください。
深い部分までケアできるようになると身体の変化にも気づきやすい
痛みが強い時期には、まず表面の筋肉の硬さが気になるかもしれません。
そこから身体の状態が変わってくると、今度は、
「表面は柔らかいけれど、もう少し奥に硬さがあるな」
といった違いにも気づけるようになります。
こうした身体の変化を自分で感じながらケアしていくことも、「自分の身体を自分で治す」ための一つのステップです。
まとめ|深層筋へのアプローチは2つのポイントを意識しよう
今回のポイントは、
① 面ではなく「点」でアプローチする② 大きく動かさず「小さく細かく揺らす」
この2つです。
筋肉の深さによって、セルフケアの方法も変わってきます。
まずは実技動画も参考にしながら、自分の身体の状態を確認してみてください。
※セルフケアは強い痛みを我慢して行わず、症状が強い場合や不安がある場合は専門家へご相談ください。
ともしび鍼灸整骨院では、
肩こり・首こり・腰痛など、一人ひとりの身体の状態に合わせて鍼灸や整体を行っています。
施術だけでなく、ご自宅でできるセルフケアもお伝えし、日常生活の中でも自分の身体を整えられるようサポートしています。









