この記事でわかること
- 五十肩が「待っても治らない」理由
- 五十肩の3ステージと正しい対処法
- 育児中でも改善を目指す方法
- 今日からできるセルフケア
五十肩とは?
五十肩(肩関節周囲炎)とは、肩関節を包む組織(関節包・滑液包・腱板など)が炎症や癒着を起こし、肩の痛みと可動域制限が生じる状態です。
「自然に治る」と言われることもありますが、痛みが減っても肩が上がらない・後ろに回らないなどの可動域制限が残るケースは少なくありません。
五十肩の3ステージ
①炎症期(痛みが強い時期)
安静時痛・夜間痛が特徴です。無理に動かすと悪化するため、炎症コントロールが最優先になります。
- 強引なストレッチはNG
- 痛みのない範囲で軽く動かす
- 夜間痛対策が重要
②拘縮期(肩が固まる時期)
痛みが少し落ち着く代わりに、肩が上がらない・後ろに手が回らないなど可動域制限が目立ちます。
- 肩甲骨の動き改善
- 段階的ストレッチ
- セルフケア継続が重要
③回復期
可動域を広げながら肩周囲の筋力を戻していく時期です。
五十肩が起きる本当の理由
1. 肩甲骨の動きが悪くなる
抱っこ・授乳・デスクワークなどで肩甲骨周囲が固まり、肩関節への負担が増えます。
2. 関節包の炎症と癒着
肩関節の袋(関節包)が炎症を起こし、癒着すると肩が固まりやすくなります。
3. 神経系の防御反応
痛みが長引くと、脳が「肩を動かすと危険」と学習し、動きがさらに制限されます。
今日からできるセルフケア
①振り子運動(炎症期OK)
- 机に片手をつく
- 痛い方の腕を脱力して下げる
- 体を揺らし腕を振り子のように動かす
1〜2分 × 1日2〜3回。
②タオルストレッチ
背中でタオルを持ち、上側の手でゆっくり引き上げます。痛みの手前で10〜20秒キープ。
③肩甲骨エクササイズ
肘を軽く引きながら肩甲骨を寄せる。3秒キープ × 10回。
④温める・冷やすの使い分け
- 炎症期:冷やす(15〜20分)
- 拘縮期以降:温めてから動かす
⑤夜間痛対策
- 痛い肩を下にして寝ない
- 腕の下にクッションを入れる
よくある質問
Q. 五十肩は自然に治りますか?
自然緩解するケースもありますが、可動域制限が残ることがあります。適切なケアで回復期間短縮が可能です。
Q. 育児しながら改善できますか?
可能です。抱っこ・授乳姿勢の工夫とセルフケアを組み合わせて進めます。
Q. 注射と整体はどちらがいい?
炎症期は注射が有効なこともありますが、根本改善には整体・セルフケア併用が重要です。
まとめ
五十肩は「待つだけ」が最善ではありません。ステージに応じた正しい対処を行うことで、育児や仕事を続けながら改善を目指せます。
- 炎症期は無理に動かさない
- 拘縮期から可動域改善を始める
- セルフケア継続が回復を左右する
個別の症状については、直接ご相談ください。










