五香の整体なら「ともしび鍼灸整骨院」

著者:氏原大貴(PRIME BODY グループ代表 / 整体師・セルフケア指導者)

常盤平の住宅街を歩くと、ベビーカーを押しながら買い物に向かうお母さん、抱っこ紐で赤ちゃんを抱えながら小走りに駅へ向かうお母さん——子育て世帯が多いこのエリアの風景は、そのまま「産後の体への負担」を映し出しています。「腰が痛くて赤ちゃんを抱けない」「出産してから骨盤のあたりが安定しない」「育児の疲れなのか、全身がだるくて回復する気配がない」。ともしび鍼灸整骨院には、五香・常盤平エリアをはじめ、松戸市・鎌ヶ谷市・柏市・流山市の産後ママから、そんな声が絶えません。

「産後の腰痛、いつまで続くの?このまま治らないのか不安」
「産後骨盤矯正はいつから始めればいい?早すぎると逆効果?」
「産後から尿漏れが続く。骨盤矯正で改善するのか」
「育児で抱っこが多く、腰・肩・手首が痛くて限界」

五香・常盤平エリアで鍼灸整骨院を運営していると、産後の身体の悩みは非常に多岐にわたります。「産後だから仕方ない」「時間が経てば治る」と放置している方が多いのが現実ですが、産後の身体は適切なタイミングで正しいアプローチをすることで、大きく改善します。この記事では、産後の腰痛がいつまで続くか・産後骨盤矯正の開始時期と効果・尿漏れと骨盤の関係・産後整体・鍼灸でできること・産後のセルフケアルーティンについて詳しく解説します。

もくじ

  1. 産後の身体に何が起きているか——ホルモンと骨盤の変化
  2. 産後腰痛はいつまで続くか——3段階の回復経過
  3. 産後骨盤矯正はいつから始めるか——開始時期の目安
  4. 産後の尿漏れと骨盤底筋の関係
  5. 育児姿勢による二次障害——抱っこ・授乳・おむつ替え
  6. 病院と整骨院・鍼灸院の役割分担
  7. ともしび鍼灸整骨院のアプローチ
  8. 今日からできるセルフケア
  9. 来院された方の変化
  10. よくある質問
  11. まとめ

1. 産後の身体に何が起きているか——ホルモンと骨盤の変化

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妊娠中から産後にかけて、女性の身体は劇的に変化します。最も重要なのは「リラキシン」というホルモンの影響です。リラキシンは妊娠中から分泌され、出産のために骨盤の靭帯・関節を柔らかくする働きをします。仙腸関節(骨盤の後ろ)・恥骨結合(骨盤の前)が弛緩し、赤ちゃんが産道を通れるようになります。

リラキシンの影響は産後も続き、特に授乳中は分泌が続くため、骨盤の不安定性は産後6ヶ月程度は続くと言われています。この時期の骨盤は「動きやすい=矯正しやすい」状態ですが、同時に「不安定で傷つきやすい」状態でもあります。

産後に起きる骨盤の変化

  • 仙腸関節の可動性過剰→歩行・立ち座りでの仙腸関節痛
  • 恥骨結合の炎症・痛み(産後特有の恥骨痛)
  • 骨盤底筋の伸張・機能低下→尿漏れ・内臓下垂リスク
  • 腹直筋離開(腹筋の正中線が開いた状態)→体幹不安定・腹部膨満感
  • 骨盤の歪み(左右非対称な分娩姿勢・抱っこ習慣による)

産後の身体が放置してはいけない理由

リラキシンが効いている産後6ヶ月は、骨盤が最も動きやすい黄金期です。この時期を逃すと、筋肉・靭帯が弛緩した不安定な状態のまま固定化し、慢性腰痛・骨盤の慢性的な歪み・慢性尿漏れへと移行するリスクが高まります。「時間が経てば自然に治る」は半分正しく、半分誤りです。松戸市・鎌ヶ谷市のファミリーエリアで子育てに専念されているお母さんほど、自分の体を後回しにしがちです。しかし、産後の回復を大切にすることが、長く元気に子育てを続けるための投資です。

2. 産後腰痛はいつまで続くか——3段階の回復経過

第1段階:産後〜1ヶ月(急性期)

出産の疲労・靭帯の弛緩・骨盤の不安定性から腰痛・仙腸関節痛が強い時期です。この時期は骨盤ベルトによる固定と安静が主体です。整骨院による強い刺激は避けるべき時期です。

第2段階:産後1〜3ヶ月(亜急性期)

靭帯の弛緩は続くが、産褥期の回復は終わっている時期です。1ヶ月健診をクリアした段階から、軽い骨盤底筋トレーニング・骨盤ベルトの活用・骨盤の位置改善に取り組める時期です。整骨院・鍼灸院でのケアも開始できる時期です。

第3段階:産後3〜6ヶ月(回復期)

リラキシンの影響が徐々に低下し、骨盤の安定性が増す時期です。この時期に骨盤・体幹のトレーニングを集中して行うことで、慢性腰痛への移行を防げます。

産後腰痛の「自然に治る」期間は、軽症で産後3ヶ月、中等症で産後6ヶ月が目安です。この期間を超えて続く腰痛は「骨盤の位置・筋力バランスの問題が固定化した慢性腰痛」と考えるべきです。適切なアプローチなしには自然改善を期待しにくい状態です。

3. 産後骨盤矯正はいつから始めるか——開始時期の目安

自然分娩の場合

産後1ヶ月健診で主治医からの許可が下りた後(産後4〜6週間目)が目安です。会陰切開の傷・産道の回復を確認してから開始します。

帝王切開の場合

腹部の傷の回復に加えて、産後2ヶ月(8週間)以降が一般的な目安です。主治医の許可を必ず確認してください。傷口付近への刺激は行いません。

早く始めることのメリット

産後3〜4ヶ月以内に骨盤矯正を開始することで、①骨盤の位置を正しい状態に戻しやすい、②骨盤底筋の機能回復が早い、③腹直筋離開の改善が見込める、④授乳・育児姿勢の指導で二次障害を予防できる——という4つのメリットがあります。

「もう産後1年以上経ったから遅い」は誤解

産後1年以上経過した方でも、骨盤・体幹の問題は改善できます。リラキシンの効果はなくなりますが、筋肉のアンバランス・習慣の問題は変えられます。「遅いから無駄」ではなく「今できることを最大限に行う」が正しい姿勢です。

4. 産後の尿漏れと骨盤底筋の関係

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産後の尿漏れ・頻尿・骨盤臓器脱(子宮・膀胱が下がる感覚)は骨盤底筋の機能低下が主な原因です。骨盤底筋とは骨盤の底部にある筋肉群で、膀胱・子宮・直腸を下から支え、排尿・排便・性機能に関わります。

出産時に骨盤底筋は極限まで伸張され、筋力・弾力が低下します。特に経腟分娩・難産・巨大児の出産では骨盤底筋への負荷が大きくなります。産後の骨盤底筋機能低下の具体的症状は以下の通りです。

  • 咳・くしゃみ・笑ったときの尿漏れ(腹圧性尿失禁)
  • 急にトイレに行きたくなる・間に合わない(切迫性尿失禁)
  • お腹に力が入りにくい・体幹が不安定
  • 骨盤内の重さ・下垂感(骨盤臓器脱の初期サイン)

骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)の正しい方法

  1. 仰向けに寝て、膝を立てる
  2. 「おしっこを止める感覚」で膣・肛門を締める(お尻・太ももには力を入れない)
  3. 5秒間締めて緩める。10回×3セット
  4. 慣れてきたら「ゆっくり締める・素早く締める」の2タイプを組み合わせる

ケーゲル体操は産後1ヶ月から開始できます。1日2〜3回、3ヶ月継続することで骨盤底筋の機能が回復してきます。ただし、腹直筋離開がある場合は専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。

5. 育児姿勢による二次障害——抱っこ・授乳・おむつ替え

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産後の腰痛・肩こり・手首痛の多くは「骨盤の回復不足」と「育児姿勢の悪化」の複合要因です。

抱っこによる腰痛・肩こり

赤ちゃんを抱くとき、多くのお母さんは片側の腰を横に突き出して支えます(いわゆる「腰抱き」)。この姿勢が繰り返されると、腰方形筋・中殿筋の片側過緊張が定着します。抱っこは左右を均等に。抱っこ紐を使用するときも肩・腰のフィット感を定期的に確認しましょう。常盤平・五香エリアでは抱っこ紐を使ったお出かけが多く見られますが、長時間の抱っこ紐使用は肩・首・腰への負担が蓄積します。

授乳姿勢による肩こり・首こり

授乳中は赤ちゃんを見下ろすために頭が前に落ちた姿勢が続きます。これが首・肩・背中の筋緊張を生みます。授乳クッションを使って赤ちゃんを胸の高さまで持ち上げることで、猫背・首こりが大幅に軽減されます。

おむつ替え・床作業による腰痛

床でのおむつ替え・沐浴など、前かがみの作業が繰り返されることで腰椎の椎間板への負荷が蓄積します。できるだけ台の高さを調整し、腰への負担を減らす環境づくりが重要です。

6. 病院と整骨院・鍼灸院の役割分担

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産婦人科・整形外科が必要なケース

  • 産後の異常出血・発熱が続く
  • 恥骨結合部に著しい痛みがある
  • 下肢の麻痺・強いしびれがある
  • 骨盤臓器脱の症状が著しい(婦人科での評価が必要)

整骨院・鍼灸院が有効なケース

1ヶ月健診後で主治医の許可が下りた産後の腰痛・骨盤の歪み・肩こり・尿漏れ(骨盤底筋アプローチ)は整骨院・鍼灸院の適応です。産後特有の体の変化に対応した穏やかなアプローチと、セルフケア指導が整骨院・鍼灸院の得意分野です。

産後ケアに鍼灸を加える意義

ともしび鍼灸整骨院では、整体による骨盤矯正に加えて、産後ケアとしての鍼灸も組み合わせることができます。産後は出産による体力消耗・睡眠不足・育児疲労から「全身的な疲弊」が起きています。鍼灸は骨盤周囲の深部筋へのアプローチだけでなく、自律神経の調整・血流の改善・回復力のサポートという点でも産後ケアに有効です。「腰痛が治っても、全身がだるくて元気が出ない」「育児の疲れが抜けない・眠れない」という産後ママに、鍼灸の自律神経調整アプローチは特に効果を発揮します。産後特有の気力・体力の回復を後押しするため、整体との複合ケアをお勧めしています。

7. ともしび鍼灸整骨院のアプローチ

STEP 1|産後の状態評価

分娩様式(自然・帝王切開)・産後経過週数・症状・育児環境を詳しくヒアリングします。骨盤の位置・骨盤底筋の機能・腹直筋離開の有無を評価した上でアプローチを設計します。「産後どれくらいで来たか」より「今の体の状態が何を必要としているか」を最優先に判断します。

STEP 2|骨盤・仙腸関節の安定化

過剰に弛緩した仙腸関節に対して、強い矯正ではなく「関節の適切な位置での安定化」を目的とした穏やかなアプローチを行います。産後の靭帯が弛緩している時期は特に、無理な矯正は逆効果です。

STEP 3|骨盤底筋・腹横筋のアプローチ

骨盤底筋の機能評価と活性化指導を行います。骨盤底筋と腹横筋(インナーマッスル)は連動して体幹を安定させます。この2つを同時に回復させることが、産後の体幹安定に最も効果的です。

STEP 4|育児姿勢の評価と指導

抱っこ・授乳・おむつ替えなどの育児姿勢を評価し、腰・肩への負担を減らす姿勢指導を行います。施術で改善しても育児姿勢が悪いままでは元に戻ります。日常の改善が最も重要です。

STEP 5|産後鍼灸による自律神経・体力回復サポート

必要に応じて産後ケアとしての鍼灸を組み合わせます。睡眠の質改善・自律神経調整・全身の血流促進・回復力のサポートを目的とした鍼灸は、育児疲労が蓄積した産後ママの体を根本からサポートします。骨盤の問題だけでなく、「心身ともに消耗している産後の体」を総合的に回復させるアプローチです。

STEP 6|セルフケアで卒業へ

骨盤底筋トレーニング・腸腰筋ストレッチ・腹横筋活性化エクササイズを習得し、育児の合間に行える5分間のセルフケアルーティンを確立します。赤ちゃんのお昼寝中や授乳後に続けられる現実的なセルフケアを設計します。

8. 今日からできるセルフケア

セルフケア①|ケーゲル体操(骨盤底筋トレーニング)

産後の尿漏れ・骨盤の安定に必須です。

  1. 仰向けに寝て膝を立て、リラックスする
  2. 「おしっこを止める感覚」で膣・肛門を引き上げるように締める(お尻・太もも・お腹には力を入れない)
  3. 5秒間キープして緩める。10回×3セット
  4. 授乳中・信号待ち・料理中でも「こっそり行う」のが習慣化のコツ

セルフケア②|腹横筋活性化(ドローイン)

  1. 仰向けに寝て、膝を立てる
  2. 息を吐きながら「おへそを背骨に向かって引き込む」。腰は床につけたまま
  3. 呼吸しながらこの状態を10秒キープ。10回×3セット

骨盤底筋トレーニングと腹横筋ドローインを組み合わせて行うと、骨盤の安定効果が高まります。赤ちゃんのお昼寝中に5分、毎日続けることが産後回復の鍵です。

セルフケア③|腸腰筋ストレッチ(反り腰解消)

産後は赤ちゃんを抱っこするため腰が反りやすくなります。

  1. 片膝立ちになる
  2. 骨盤を後傾させながら体を前に移動する
  3. 股関節前面の腸腰筋が伸びる感覚を確認。30秒×左右3セット

セルフケア④|肩甲骨引き寄せ(授乳姿勢の解消)

  1. 座って両腕を体の横に下ろす
  2. 肩甲骨を中央に引き寄せ・下に沈めるように動かす
  3. 5秒キープ×15回。授乳後に行うと効果的

セルフケア⑤|ブリッジ運動(殿筋・体幹の回復)

  1. 仰向けに寝て膝を立て、お尻を締めながら腰を持ち上げる
  2. 肩・腰・膝が一直線になるよう3秒キープして戻す
  3. 15回×3セット。腹直筋離開がある場合は無理をしない

セルフケア⑥|骨盤ベルトの正しい使い方

産後1〜2ヶ月は骨盤ベルトで仙腸関節を固定することが有効です。骨盤の最も幅が広い部分(大転子の上)を締めることがポイントです。きつく締めすぎると血流・リンパの流れが低下するため、「指1本入る程度」が適正です。産後3ヶ月以降は依存せず、自分の筋肉で骨盤を安定させることを目標にします。

セルフケア⑦|産後の栄養と睡眠(回復を支える土台)

産後の骨盤・骨盤底筋・体幹の回復には、筋肉・結合組織の材料となる栄養が必要です。授乳中は特に鉄・カルシウム・タンパク質・葉酸の需要が高まります。産後の急激なダイエットは筋肉の回復を妨げ、骨盤の不安定性を悪化させます。「体型を早く戻したい」という焦りが、骨盤回復を遅らせる逆効果になることがあります。産後6ヶ月は骨盤・筋肉の回復を優先し、その後無理のない範囲で体型管理を始めることをお勧めします。

セルフケア⑧|産後の自律神経ケア(呼吸法)

育児疲労・睡眠不足による自律神経の乱れは、産後ママの多くが経験します。就寝前の横隔膜呼吸(腹式呼吸)は、副交感神経を優位にして睡眠の質を改善します。

  1. 仰向けに寝て、膝を立てる
  2. 鼻から4秒かけてお腹を膨らませながら吸う
  3. 口から6秒かけてゆっくり吐く。お腹がへこむのを感じる
  4. 10回繰り返す。就寝前の習慣にする

この呼吸法は当院の鍼灸による自律神経調整と組み合わせると、さらに効果が高まります。

9. 来院された方の変化

Aさん(30代女性・松戸市在住・産後3ヶ月)

産後から腰痛がひどく、赤ちゃんを抱くと腰が痛い状態。夜中の授乳でますます悪化していると来院。評価で骨盤後傾+仙腸関節の左右差と腹直筋離開(指2本分)を確認。強い矯正は避け、骨盤の安定化・腹横筋活性化・授乳姿勢の改善指導を4回で実施。「抱っこが楽になった。夜間授乳後の腰痛がなくなった」と報告。育児姿勢の改善が最も効果を生んだ事例。鍼灸による骨盤周囲の血流改善も組み合わせ、回復が加速した。

Bさん(30代女性・鎌ヶ谷市在住・産後6ヶ月)

産後から咳・くしゃみのたびに尿漏れがある。「恥ずかしくて誰にも言えなかった」と来院。骨盤底筋の機能低下と骨盤底の過緊張(痙縮パターン)を評価で確認。ケーゲル体操の正しい方法と骨盤底筋リリースを5回で指導。鍼灸による骨盤底筋群へのアプローチも実施。「3ヶ月後には尿漏れがほぼなくなった。こんなに変わると思わなかった」と大変喜んでいただいた。産後の尿漏れは放置せず対処できる問題であることを示した事例。

Cさん(30代女性・柏市在住・産後1年)

産後1年が経ったが腰痛が続いている。「骨盤矯正に行ったが通い続けなければ戻ると言われた」と来院。全身的な疲労感・不眠も訴えていた。評価で骨盤前傾定着と腸腰筋の著明な短縮を確認。腸腰筋リリース・ブリッジ運動のセルフケアを6回で習得。鍼灸による自律神経調整を並行して実施し、睡眠の質が改善。「自分でケアができるようになった。腰痛が8割改善し、眠れるようになった」と報告。産後の整体+鍼灸複合ケアが全身回復に有効だった事例。

Dさん(20代女性・流山市在住・産後4ヶ月)

出産後から右腰だけ痛い。靴の右側だけ減りが早い気がすると来院。評価で骨盤の右側高位と右仙腸関節の過可動性を確認。授乳時に右に体重をかける習慣が定着していることを説明。左右均等な授乳姿勢の指導と右腰方形筋リリース・左中殿筋強化を4回で実施。産後ケアとしての鍼灸(仙腸関節周囲の安定化)も組み合わせた。「右腰の痛みが消えた。靴の減りが均等になってきた」と報告。産後の整体と鍼灸の複合ケアで骨盤が安定した事例。

10. よくある質問

Q1. 帝王切開でも産後骨盤矯正は受けられますか?

受けられます。ただし、腹部の傷の回復を確認してから(産後8週間以降が目安)開始します。帝王切開でも出産前の妊娠期間中にリラキシンの影響を受けており、骨盤の靭帯は弛緩しています。また育児による腰痛・肩こりは自然分娩と変わりません。傷口付近への直接刺激は行わず、骨盤・体幹・肩周りのアプローチを行います。

Q2. 産後骨盤矯正と普通の骨盤矯正は何が違いますか?

産後骨盤矯正では①靭帯弛緩期を考慮した穏やかな刺激、②骨盤底筋・腹直筋離開への対応、③授乳・抱っこ姿勢の指導、④産後ホルモン変化への対応(産後うつ・感情の不安定さへの配慮)が通常の骨盤矯正との違いです。産後の身体に適した専門的な評価・アプローチが必要です。当院では鍼灸による産後の自律神経・体力回復サポートも加えた総合的な産後ケアを提供しています。

Q3. 産後の腱鞘炎(手首の痛み)も整骨院・鍼灸院で改善できますか?

はい。産後は女性ホルモンの変化・抱っこの反復で手首の腱鞘が炎症を起こしやすくなります。手首のアプローチ単体でなく、抱っこ姿勢・肩周りの筋緊張を総合的に改善することで再発を防ぎます。鍼灸では炎症の緩和・局所の血流改善にもアプローチできます。痛みが強い場合は整形外科との併用もお勧めします。

Q4. 産後の骨盤矯正は何回で効果が出ますか?

産後3ヶ月以内に開始した場合、多くの方が3〜5回で変化を実感します。セルフケアを並行して行う方は改善が早い傾向があります。産後1年以降に開始した場合は6〜10回が目安です。ただし「整骨院だけで治す」のではなく「セルフケアとの組み合わせ」が改善スピードを決定します。

Q5. 二人目妊娠前に骨盤矯正を受けるべきですか?

強くお勧めします。一人目産後の骨盤の歪み・骨盤底筋の弱化が残ったまま二人目の妊娠を迎えると、妊娠中の腰痛・骨盤痛が悪化しやすくなります。また骨盤底筋の機能が低下した状態での出産は、さらなる骨盤底筋ダメージのリスクがあります。二人目を考えている方こそ、間の期間に骨盤・骨盤底筋を整えておくことが重要です。

Q6. 産後うつと骨盤の状態は関係がありますか?

直接的な因果関係を断言することはできませんが、間接的な関連は考えられます。慢性的な腰痛・尿漏れ・睡眠不足は産後のメンタルヘルスに悪影響を与えます。骨盤の回復によって身体の不快感が減ることで、精神的なゆとりが生まれることは臨床的に多く経験します。当院の鍼灸では自律神経調整による睡眠改善・気力回復へのサポートも行っています。産後うつが疑われる場合は産婦人科・心療内科への相談を優先してください。

Q7. 授乳中でも産後骨盤矯正・鍼灸は受けられますか?

はい、受けられます。当院で行う施術・鍼灸は薬物を使用せず、授乳に影響しません。施術中も伏臥位(うつ伏せ)が難しい場合は横向き・仰向けで対応します。授乳期のリラキシン分泌継続を考慮し、過度な可動域拡大は避けた安全なアプローチを行います。授乳期間中こそ骨盤の安定化に取り組む良い機会です。

Q8. 産後に骨盤が広くなったのは治りますか?

「骨盤が広くなった」感覚の多くは、骨盤の外旋(開いた状態)と骨盤周囲の筋肉の弛緩によるものです。骨の幅自体が拡大するケースは少なく、筋肉・筋膜のアプローチと骨盤底筋トレーニングで改善できる場合がほとんどです。ただし完全に妊娠前の状態に戻るとは限りません。「以前より少し広い感覚」が残ることがあることも正直にお伝えしています。

Q9. 産後骨盤矯正の効果はどのくらい持続しますか?

セルフケアを継続している方は改善が長期持続します。施術のみで終わった場合、育児生活が続く限り身体への負荷は変わらないため、3〜6ヶ月で徐々に戻ることがあります。最も持続的な改善を得るには、①骨盤底筋トレーニングの継続(産後1年間毎日)、②授乳・抱っこ姿勢の習慣化、③骨盤ベルトからの自立(筋力で安定させる)——この3つが揃うことです。産後の施術はスタートであり、日常の積み重ねが本当の回復をつくります。

11. まとめ——産後の体を「自分で回復できる力」で整える

産後の腰痛・骨盤の歪み・尿漏れは「出産で傷ついた体が回復する過程」であり、適切なアプローチで大きく改善できます。「時間が経てば治る」と放置すると、慢性化・固定化のリスクが高まります。産後の黄金期(産後6ヶ月以内)に正しいアプローチを始めることが、最も効果的な選択です。一方で産後1年以上が経過した方でも、筋肉・習慣の問題はいつからでも変えられます。今がすべての中で最も早いタイミングです。

ともしび鍼灸整骨院は、整体による骨盤矯正・骨盤底筋アプローチ・育児姿勢指導に加えて、産後ケアとしての鍼灸も提供しています。骨盤周囲の深部筋への直接アプローチ・自律神経の調整・全身の血流促進・体力回復サポート——整体だけでは届かない部分に鍼灸が補完的に働きます。「腰痛は良くなったのに全身の疲労感が取れない」「眠れない・気力が湧かない」という産後ママに、鍼灸との複合ケアをぜひ試していただきたいと思います。

整骨院・鍼灸院でできることは「骨盤の位置・仙腸関節の安定化・骨盤底筋の機能回復・育児姿勢の改善指導・セルフケアの習得・自律神経調整としての鍼灸」です。施術を「受け続ける」のではなく、「セルフケアを習得して卒業する」ことを目標にすることが、PRIME BODYが大切にする考え方です。産後の体は変化し続けます。その変化に自分で対応できる知識と力を持つことが、本当の意味での回復です。

赤ちゃんのために頑張るお母さんが自分の体を大切にすること——それは自己中心的なことではなく、育児を長く続けるための最も大切な投資です。子育てで忙しい中でも「5分のセルフケア」を毎日続けることが、産後の体の回復を支えます。「赤ちゃんのために頑張っているお母さんが、自分の体を大切にすることを許可してほしい」——これが私たちが産後ケアに込めた思いです。お母さんが元気でいることが、赤ちゃんにとって最大のギフトです。

松戸市・鎌ヶ谷市・柏市・流山市・市川市・船橋市・新京成沿線エリアで産後の腰痛・骨盤矯正・尿漏れ・肩こり・手首痛・育児疲労にお悩みの方は、ぜひご相談ください。整体+鍼灸の複合アプローチで、産後の体の回復を一緒にサポートします。「産後だから仕方ない」を手放すところから始めましょう。まずはお気軽にご相談ください。


著者:氏原大貴(PRIME BODY グループ代表 / 整体師・セルフケア指導者)

ともしび鍼灸整骨院(PRIME BODY グループ)
千葉県松戸市常盤平5-12-15 チェリービーンズ101
新京成線「五香」駅 徒歩3分
TEL:047-385-5055
営業時間:10:00〜20:00 定休日:日曜・祝日
対応エリア:松戸市・鎌ヶ谷市・柏市・流山市・市川市・船橋市・新京成沿線エリア

個別の症状・診断については、直接ご来院の上ご相談ください。

本記事は情報提供を目的としており、医療行為の代替となるものではありません。産後の施術開始前に必ず主治医の許可を確認してください。異常出血・高熱・強い骨盤痛・下肢の麻痺が続く場合は速やかに産婦人科・整形外科を受診してください。

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