外反母趾は、靴の歴史の長い欧米人に多い病気と言われていましたが、近年では日本でも患者が増加しています。
また、以前は、ヒールを履いている人が外反母趾になりやすい印象があったと思いますが、ヒールを履いたことがない人でも外反母趾を訴える方が増えてきています。
進行すると、自分だけでは対処できなくなる外反母趾だからこそ、進行しないように予防することが重要です。
今回の記事では、外反母趾が痛い時の具体的な対処法を5つ解説します。
この記事の監修者
ノゾミグループ代表 氏原 大貴
理学療法士など5つの資格・認定を習得。業界を10年以上を経験し、「のぞみ整体院」を開院。「通い続ける整体院」ではなく、根本改善を目的とした施術が評判となり、年間1万人以上が来院。そのうち、根本改善し卒業する方が91.7%と、「自分で自分のカラダの不調を改善する」ことができるようになったという喜びの声が多く寄せられている。
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外反母趾が痛い時の対処法5選
外反母趾が痛い時の対処法は以下の5つです。
- 湿布を貼る
- 親指の横をマッサージをする
- 伸縮性のあるテープでテーピングをする
- 外反母趾用のサポーターをする
- スニーカーやインソールを活用する
それぞれ詳しく解説していきます。
外反母趾が痛いときの対処法①湿布を貼る
外反母趾で痛みが出ている場合は、親指の付け根の関節に炎症が起きている可能性があります。
痛みがあり、赤く腫れて、熱を持っていると炎症が出ているサインです。
炎症が出ている場合には、湿布を使って炎症をとりましょう。
消炎効果が高い成分が多く配合されると、痛みに効果的です。
湿布を貼る時には、足の形に合わせて小さく切ったり、切れ目を入れて爪先に密着するようにしたりすると、剥がれにくくなります。
角を丸めるのも剥がれにくくする対策の一つです。
湿布がない場合は、アイシングで炎症を鎮める方法もあります。
20分程度冷やし、一度休憩します。その後、熱を持ってくるようであれば、再び20分程度冷やします。
凍傷にならないように、定期的に皮膚の状態は確認してください。
外反母趾が痛いときの対処法②親指の横をマッサージする
外反母趾の人は、足の指を曲げる筋肉が硬くなっていることが多く、力も弱い人が多いです。
足の指の力が弱い上、つま先に負担がかかりやすい靴を履き、うまく体重が支えきれなくなった結果、外反母趾になっています。
足の裏には、足の指を曲げる筋肉が数多く存在します。
それらの筋肉をしっかりとほぐし、足の指を使えるようにしてあげることが重要です。
また、外反母趾の人は、“母趾外転筋”という親指の横にある筋肉が常に引き伸ばされた状態になりやすく、痛みが出やすいことが特徴と言われます。
足の裏のマッサージと合わせて、親指の横もマッサージしてあげましょう。
指が動かしやすくなったら、足の指を曲げるトレーニングも合わせて行ってみてください。
ビー玉を足の指で挟んだり、タオルをたぐり寄せたりして、足の指を動かす練習をします。
外反母趾が痛いときの対処法③伸縮性のあるテープでのテーピングをする
外反母趾が痛い時には、テーピングも効果が出る可能性があります。使用するのは、伸縮性のあるテープ。
足の親指が内側に入りにくくなるように、筋肉の走行に沿って、テープを貼っていきましょう。
外反母趾のテーピングの方法は、さまざまです。
整骨院やリハビリスタッフなど、専門職にテーピングを貼ってもらうと、効果も期待できるでしょう。
自分でテーピングを貼る場合は、テープを貼る場所だけでなく、引っ張る強さなどにも気をつけ、皮膚トラブルが出るようなら早めに使用を中止しましょう。
また、扁平足の方も外反母趾になりやすいため、扁平足に対するテーピングも合わせて行えると効果的です。
外反母趾が痛いときの対処法④サポーターをする
最近は、色々なサポーターが登場しています。
テーピングのような形や靴下のような形など、種類もさまざまです。
サポーターをつけている間は、足の指の位置が矯正されるため、痛みが軽くなる可能性があります。
サポーターをつけている間は楽になることもあるので、そのままつけていると外反母趾が治るのではないかと思う方もいるでしょう。
しかし、サポーターだけでは、外反母趾は治りません。
あくまでも一時的な対処にすぎないので、過剰につける時間を長くすることのないように注意しましょう。
サポーターをつけると、装着している部分には圧が加わります。
長時間の装着により、かぶれや痛み、血流が悪くなるなどのトラブルが出る可能性があります。
定期的に足の状態をチェックして、思いがけないトラブルにならないように注意しましょう。
外反母趾が痛いときの対処法⑤スニーカーやインソールを活用する
ヒールやパンプスを履く方は、外反母趾になるリスクが高くなりますので注意が必要です。
できれば、スニーカーを履くことをお勧めします。
仕事上、どうしてもヒールを履かなければならない方であれば、できるだけヒールが低いものを選ぶと良いでしょう。
ちなみに、ヒールの高さが9cmになると、爪先にかかるストレスは、裸足の時の3倍になると言われています。
また、踵の高さが6cmを超えると、つま先への負担が増えるとされる研究もあります。
これらの結果から、つま先に負担が少ない最適なヒールの高さは5cm程度ということがわかります。
足への負担を軽くするハイヒール用のインソールも開発されているため、インソールの使用も検討しましょう。
参考:大場裕之, et al. “ハイヒール用インソールが前足部荷重圧および運動機能に及ぼす影響.” ヘルスプロモーション理学療法研究 3.3 (2013): 113-117.
森内宏充. “踵の高さの違いによる足底圧分布の変化.” 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 54.6 (2011): 1127-1135.
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